インスリンって何?

インスリンとは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源として利用するために必要不可欠なホルモンです。

膵臓のランゲルハンス島という細胞の中のから、常に分泌されている一定量のインスリンを「基礎インスリン」といい、食後に高くなった血液中のブドウ糖をエネルギーに変えるため、さらに追加で分泌されるインスリンを「追加インスリン」といって区別します。

体内のインスリンが不足したり、分泌のタイミングが遅かったり、あるいは細胞にインスリンに対する抵抗性があったりすると、ブドウ糖が細胞で代謝されなくなってしまい、やがて血液中に利用されないブドウ糖が蓄積され、高血糖(慢性的な場合は糖尿病)を発症します。

インスリンの分泌や反応に異常がある場合には、体外からインスリンを取り入れる必要があります。

不足している量のインスリンを注射によって補充し、血糖値をコントロールする「インスリン療法」が広く行なわれています。

インスリン注射を行なう際は、食事の30分前に注射するのが基本です。

これは皮下注射されたインスリンが血液中に吸収され、効果を現すまでに30分程度かかるためです。

注射さえすれば何を食べても良い、というわけではないので、食事の量、カロリー、食事時間には注意を払ってください。

同じ箇所に注射を続けていると皮膚が変質してしまう場合があるので、注射箇所は毎回少しずつずらすようにします。

未使用のインスリン製剤は冷蔵庫に入れると長持ちするので覚えておきましょう。

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